
「こうでなければ」はひとつもない

【石田先生の回答】
私はこれまでたくさんの児童、生徒たちを見てきましたが、皆それぞれに多種多様なパーソナリティを持っていました。もちろん佐藤さんの娘さんのように、外では物静かで、内では元気すぎる子、また逆に外ではしっかりしているのに、内ではだらしない子など、類型化できないぐらい子どもは画一的ではありませんね。それが自然な姿なのでしょう。
別に、それらを気にする必要はなく、「こうでなければならない」ということは何一つありません。最近では、21世紀型スキルとか21世紀能力という言葉が教育界で使われ、クリエーティブな人が求められるという流れもあります。「人と違うからこそ良いのである」という多様性を重んじる傾向にあるぐらいで、周りの人と同じであることが正しいということではなくなっています。
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