夜につい食べ過ぎてしまうのは朝に原因があった 18時を境に、カラダの内側は圧倒的に変化する
③“ながら食事”ではなく目の前のごはんに向き合う
「食べたのに、食べた気がしない」
考えごとをしながら、うわの空でテレビを観ながら、スマホをいじりながら、漫画を読みながら……そんな状態で食べたごはんは、食べたことに意識がいかずついつい食べ過ぎたり、満足感がなくて何だかまだ食べ足りないと思ってしまったり。その結果カロリーオーバーになり、満たされないのに食べるという悪循環を生み出します。
「ながら運動」は大歓迎なのですが、ごはんを食べる時は、目の前のごはんに一度でいいのでじっくり目を向けてみましょう。すると、今までずっと見過ごしがちだった目の前の食事の見え方が変わるはず。
食べることを意識する
「あー、このピーマン、農家さんが大事に作ってくれたのかな?」「このお米、採れるまで半年近くかけて、雨にも負けず風にも負けず、私のもとに来てくれたと思うとよく頑張ってくれたんだな」。
こんなふうに1つひとつ味わって食べると、食材の持ち味も一層感じるもの。今までかき込むようによく噛まずに食べていた時には気づかなかった旨みに出会えるものです。すると、食べものが自分のカラダも心も作ってくれていることにも意識が向くようになります。食事を通して、自分を大切にすることにもつながるということです。
「早食いで、あっという間に終わってしまう食事」と「ほんの一瞬でも、食べることを意識した食事」。その差は歴然としています。
忙しい毎日に、そんな面倒なことできない。そう思う人も一瞬だけ、たった10秒、いや5秒だけでもいいので、目の前の食事に向き合う時間をぜひとってみてください。
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