夜につい食べ過ぎてしまうのは朝に原因があった 18時を境に、カラダの内側は圧倒的に変化する

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朝ごはんを食べない人は結果的に太りやすい(写真:freeangle/PIXTA)
メタボの解消や糖尿病の改善、もしくは健康維持のために、食生活を変えようと一念発起するもいつも三日坊主で挫折……。そんな人も少なくないのでは?理想の食生活を長続きさせる方法を追求し、『続食べ ~結果が出る食べ方がカンタンに続く方法』などの著書を持つ管理栄養士の岸村康代さんいわく、むしろ「3日だけやってみよう」でOKだという。2000人以上、合計10トンの脂肪を落としてきた栄養のプロにその極意を聞いた。

“何を”食べるかよりも“どう”食べるかが重要

「カラダにいい食材はコレ!」

「これはカラダに悪いからNG……」

このようなもっともらしいフレーズは、健康本や雑誌でよく見かけますよね。

私も食べ方に関する仕事を始めた頃、同じように「これはカラダにいい」「これはNG」と単純に、食材を主役にして食べ方提案をしていた時期がありました。

しかし誰にとっても、どんな状況でも、どんな場面でも100%完璧な食材など存在しません。ましてや「カラダにいい」食べものを意識するがあまりに、食事バランスを逆に崩している人も数多くいます。多過ぎる、少な過ぎる、比率がおかしいなど実にさまざま。

食べ方とバランスは、とても大事。「“何を”食べるか」よりも「“どう”食べるか」が重要で、どんな食材も食べ方によって毒にもクスリにもなるのです。

今回は、ダイエットや健康のための「理想的な食生活」を送るうえで、“どう食べるか”について3つのポイントをご紹介します。ぜひ参考になさってください。

①食べては“ダメ”なものより“よし”なものを知る

栄養指導では、よく「糖質を避けましょう」「脂質を控えましょう」「カロリーを抑えましょう」「ごはんやパンはNG」「肉は鶏のむね肉にして」「野菜をたっぷりと」など、ついつい制限ばかりになりがちです。

ですが、ガマンばかりが続くと必ず「リバウンド」という名の反動があとで起こってしまいます。

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