白髪になる&白髪を増やす「10のダメ行動」 むしろ悪化させていませんか?
アラサー世代の白髪は、ケア法や生活習慣を変えれば改善する可能性があります。でも、白髪を招く行動を続けていれば、白髪がなくなるどころか増えることも。そこでこの記事では、美容師でありQUEEN'S GARDEN by K-two GINZA店長のアイバ カズマサさんのお話から、白髪になる10のダメ行動を紹介します。思い当たったら、すぐに見直しましょう。
白髪ができやすい生活とは?
頭皮の血行が悪くなると、髪を作る毛母細胞まで栄養が行き届かず、白髪ができやすくなります。頭皮に強い刺激を与えて毛母細胞への栄養をストップさせるような、下記のような行動をしていませんか?白髪は普段の生活習慣の癖を見直すことでも改善できます。
1:白髪を抜く
1~2本の白髪なら抜いてしまえば目立たないと思うかもしれません。また、白髪を抜くと白髪が増えるという噂もあります。実際には、白髪は抜いても増えませんが、無理に白髪を抜くことによって、頭皮にトラブルが起きやすくなるのは確実です。また毛を育てる毛母細胞がダメージを受けると、髪の毛が生えなくなることもあります。1~2本の白髪が気になるならはさみで根元からカットするか、部分的な白髪染めがオススメです。
2:髪をいつも同じ場所で結ぶ
いつも同じ場所で髪を結んでいると、その周囲の頭皮ばかりが刺激されます。それが頭皮の血行を悪くして、白髪の原因に。ゆる結びくらいなら問題ありませんが、頭皮をギュッと引っ張るようなヘアアレンジを続けるのは避けて。さまざまなアレンジを楽しむことは、気分が上がるだけでなく、頭皮のためにもいいことなんです。
3:紫外線
春から夏にかけて最も気をつけたいのが紫外線です。紫外線を直接浴びる頭頂部は、白髪になりやすい場所。夏の終わりに頭頂部から白髪がちらほら……なんてことも少なくありません。外出時にはヘア用の紫外線対策クリームやスプレーを塗布するのを忘れずに。もしヘア用のものがなければ、肌用のUVスプレーなどで代用を!
4:いつでも帽子をかぶっている
紫外線対策に帽子はとても有効な方法です。しかし、通気性の悪い素材でできた帽子をずっとかぶりっぱなしでいると、頭皮が蒸れてしまいます。頭皮が蒸れると毛穴に汚れがつまって血行が悪くなるなど、頭皮トラブルが勃発。それが原因で白髪を誘発することも考えられます。帽子をかぶる場合には、頭皮への風通しを考えた通気性のいい素材を選びましょう。