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「大きな声で叱る」が子どものしつけに逆効果な背景 言うことを聞かない子を前にどんな反応が適切か

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反応3:復讐/反応4:攻撃

ストレスを転嫁、あるいは外在化しようとします。そのことによって、ストレス状態をまわりの人にも伝染させてしまいます。自分の子どもが心の平静を失っているのを見て、ストレスを感じます。冷静に思慮深く、子どもが安定を取り戻すのを助ける代わりに、自分で自分にプレッシャーをかけているようなものです。

私たちがストレスのない生活を送るためには、子どもの行動を変えなければならないと考えます。子どもが行儀よくふるまうようになってはじめて、親も気分よく過ごせるという理屈です。なぜなら、親の言うことを聞く子どもを育てる親こそが、「よい親」だととらえるからです。

子どもを説得できてこそ、親としての自分に価値があると考えます。そのために私たちは、恥ずかしい思いをさせたり、脅したり、叱ったり、プレッシャーをかけたり、攻撃したり、あらゆる手段を尽くして子どもを心の安定した状態に戻そうとします。

叱られた子が覚えること

付け加えると、攻撃性には受動的な姿をしたものもあります。たとえば、子どもに対する愛情の欠落、無関心、無視などです。このような行動が子どもの心を不安定にすることは、過去のさまざまな研究によって証明されています。

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それでも、「私が大きな声を出せば、うちの子は静かになりますよ? ちゃんと言うことを聞きますけど?」という親御さんがいます。それに対する答えは、イエスでもありノーでもあります。

なぜなら、叱られる恐怖から静かになったとしても、その子は有益なことを何ひとつ学んでいないからです。自分の感情や気持ちをコントロールすることを学ぶ代わりに、おさえつけることを覚えます。

けれども、叱られたときに抑圧された感情は、次の機会にふたたび頭をもたげます。言い換えれば、けんかや号泣、心を閉ざすといった反応(どんな反応を示すかは、子どもの気質によります)がふたたび起こることが容易に想像できます。

親というものは「自分や祖父母、学校や幼稚園の先生に向けて私たちが作りあげたイメージどおりに子どもたちがふるまってくれることを願っている」のです。しかし、私たちは、自分の家族にとって何が本当に大切なのか、自分たちで決定することができます。

自分の内側、そして外側からの圧力を理解して認識できれば、スーパーマーケットで子どもが泣き叫んだときにどう反応すればよいのか、自分の頭で判断できるようになるはずです。

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