在宅勤務などによって、家で料理をする人が増えたのではないでしょうか。料理の腕を上げるために、まず作れるようになっておきたいのが、飽きのこない定番の料理です。料理初心者でも無理なくおいしく作る方法を、作家で料理家でもある樋口直哉さんが紹介します。今回は「和え麺」です。
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小腹が空いたときや軽いランチなどにうってつけなのが麺料理です。パスタやうどんのレシピも今後、紹介していきたいのですが、今日はスーパーでよく見かける生タイプの「中華麺」を使います。
生タイプの中華麺にはスープがついていません。パッケージにはゆで時間と簡単な調理法が紹介されていますが、自分でスープを用意するのはなかなか大変です。
そこでおすすめしたいのが「和え麺」。スープを準備する手間がいらず、調味料さえあれば作れる手軽さが魅力です。
和え麺はラーメンよりも原価が安い
今回、ご紹介するのはまさに「基本の和え麺」といえるレシピ。中華麺は1玉100〜150円程度で売られているので極めて経済的なレシピです。
ラーメンや和え麺の味の構造は「麺」+「塩味+うま味」+「油脂分」です。ラーメンの場合、塩味+うま味の部分はスープが担っています。
そして、実はラーメンでいちばん原価がかかっているのがこのスープで、一方の和え麺は汁がない分、原価が安い食べ物。そう考えると和え麺は外で食べるより、家で作ったほうがお得なメニューと言えます。
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