なぜか「話しにくい」と言われる人に共通する盲点 会話中にスマホを見たりしていませんか?

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本当に現実的で冷静な意見がほしいなら、「YouTuberになりたいんだけど、どんなコンテンツならバズると思う?」「YouTuberになりたいんだけど、どのくらいの再生回数いけば採算とれるか知ってる?」など、具体的にアドバイスを求めてくるはずです。

求められてもおらず聞かれてもいないのに、現実的で冷静で、相手のワクワクに冷や水をぶっかけるようなレスポンスを返すのは、無神経な人か、天邪鬼な人か、人が嬉しそうにしているのが許せない心の狭い人か、単に「自分は冷静で賢い人間だ」と確認したいだけの人か、いずれかだと私は思います。

それに、人生なんて何が起こるかわかりませんし、人には意外な才能が眠っていたりするものです。予知能力者でも全知全能の神でもないのに、「やめたほうがいい」などと言うのは、おこがましいことです。

どうしても相手の言葉を否定したいときは、せめて最初に「そうだね」「たしかにそれも一理あるよね」などの一言を入れるようにしましょう。
それだけで、かなり印象は変わるはずです。

相手がネガティブなことを言ってきたら…

では、相手がネガティブなことを言ったときはどうでしょう。

たとえば、相手が「うちのパートナー(彼氏や彼女)、わがままで最悪なんだよ」と言ったとします。あなたはどのようなリアクションを返しますか?

「いやいや、いい人じゃん」と答えるでしょうか? それとも「ほんと、そうだよね」「別れちゃいなよ」と答えるでしょうか?

私なら、どちらも言いません。相手が単に愚痴りたいだけなのか、別れに向けて気持ちを固めたいのか、実はのろけたいのか、真意がわからないし、相手の恋愛事情がどうなろうと、責任を持ちたくないからです。

「相手が何か言ったら、必ず何か意味のある返事をしなければいけない」などという法律はないのですから、よほど明確なレスポンスを求められない限り、そういうときは余計なことは言わず、ただ相手の言葉に耳を傾けるだけにとどめておきましょう。それが「話しやすい人」と思われるコツです。

なお、よく「でも」「だって」は禁句と言いますが、「でも」「だって」の後に相手の望む言葉を言うのであれば、別にかまいません。

たとえば、相手が「自分には才能がないから……」と言ったとします。こういう場合、相手が「否定してほしい」と思っている可能性が非常に高いので、「いや、でも、あなたはあんなすごいことをやったじゃない」といった具合に、きちんと反論してあげましょう。

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アルファポリスビジネス編集部

アルファポリスはエンターテインメントコンテンツのポータルサイト。小説、漫画、書籍情報などを無料で配信。最近はビジネス系の記事にも力を入れている。

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