なぜか「話しにくい」と言われる人に共通する盲点 会話中にスマホを見たりしていませんか?

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他人から「話しにくい人」と思われている人に共通する問題とは?(写真:buritora/PIXTA)
累計300万部以上の書籍を手がける編集者である一方、ドラァグクイーンとして各種イベント、メディア、舞台公演などに出演する村本篤信氏による連載「話しやすい人になれば人生が変わる」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

「話しにくい」と思われる人の特徴はなんだと思いますか?

「話しやすい人になる」というのは「聞き上手な人になる」とほぼイコールであり、「話しにくい」と思われる人の多くは、「話の聞き方」に何らかの課題がある。私はそう考えています。

ですから、今回はまず、「話しにくい人だと思われてしまう、話の聞き方」について、詳しくお話しします。

まったく目を合わさないのはダメ

みなさんのなかに、「話している相手と、まったく目を合わさない」という人はいませんか?

多くの場合、目を合わさない理由は、「相手に興味がない」「相手のことが嫌い」「相手と話したくない」といったネガティブなものではないはずです。むしろ、「照れてしまって目を合わせられない」「恐れ多くて目が合わせられない」といったケースや、「不快な思いをさせてしまいそうで、目を合わせられない」「緊張して目を合わせられない」といったケースがほとんどではないでしょうか。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

しかし、残念ながら、あなたの気持ちはなかなか相手に伝わりません。

逆に、「私に対して興味がないのかな」「私のことが嫌いなのかな」「私と話したくないのかな」「なんだか壁を感じる」などと思われてしまいがちです。仮にそこまで思われなかったとしても、あなたの緊張はどうしても相手に伝わり、「話しにくさ」を感じさせてしまうでしょう。

そして、相手も緊張したり、あなたに対して距離をとったりするようになり、それを感じとったあなたはますます緊張して、会話がぎこちなくなる……という悪循環に陥ってしまうこともあります。

次ページポイントは「目の合わせ方」
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