日中関係が良好ではなくても急増する日本移住!中国で何が起こっているのか?日本は中国人富裕層の安住の地なのか?

現在、多くの中国人アッパーミドル層が日本に「潤」してきている(写真:Kostiantyn Postumitenko/PIXTA)
中国に関する会話のなかで「潤」という単語が出てきたとしても、ピンとくる方は限られているのではないだろうか?
最近よく聞く「潤」とはなんなのか?
かくいう私も恥ずかしながら、『潤日(ルンリィー): 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』(舛友雄大 著、東洋経済新報社)を読むまでは、この点に関して豊富な知識を持っているなどとは公言できない立場にあった。
では、「潤」とはなんなのか? この問いに対する著者の答えはこうだ。
「潤」は、最近中国で流行っている言葉で、さまざまな理由からより良い暮らしを求めて中国を脱出する人々を指す。もともと「儲ける」という意味だが、中国語のローマ字表記であるピンインでRunと書くことから、英語の「run(逃げる)」とダブルミーニングになっている。(「プロローグ」より)
現在、多くの中国人アッパーミドル層が日本に「潤」してきているのだという。その大半は経営・管理ビザで来日して起業し、きちんと税金も支払っているのだそうだ。メディア関係者で「潤」してくる人も多いようだ。
しかし「潤」は、なにがきっかけで祖国を去る決心をしたのだろう?
日本に来ているのは、どのような中国人なのだろうか?
そもそも、なぜ他国ではなく日本なのか?
日本で、どんな思いを抱きながら暮らしているのだろうか?
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