ニュースの達人が「あとで読むアプリ」使う5理由 「読み方のコツ」「情報収集の極意」一挙公開!

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ニュースの達人が「あとで読むアプリ」を使う5つの理由についてご紹介します(写真:shimi/PIXTA)
テクノロジー、政治、経済、社会、ライフスタイルなど幅広い分野の情報を発信し、日本のインターネット論壇で注目を集める佐々木俊尚氏。
「ノマドワーキング」「キュレーション」などの言葉を広めたことでも知られ、2006年には国内の著名なブロガーを選出する「アルファブロガー・アワード」も受賞している。
その佐々木氏が、このたび、『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全』を上梓した。
「ネット記事」「SNS」「書籍」などから、「読むべき」記事をいかに収集し、情報を整理し、発信していくか、自身が日々実践している「新しい時代の読み方」の全ノウハウを初めて公開した1冊で、発売たちまち4万部を超えるベストセラーになっている。
その佐々木氏が、「ニュースの達人が『あとで読むアプリ』を使う5つの理由」について伝える。

ネットから選んだ記事を「いっきに読まない」

私は、インターネットから「読むべき」と思う記事を毎日ピックアップしている。チェックするのは、あらかじめ自分が登録したサイトの新着記事の見出しをまとめて閲覧できる「RSS」や、情報ツールとして使うツイッターなどの「SNS」、購読している「有料メディア」などである。

『現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

ここで生じるのは、選んだ記事を、どう読み、どう整理・保存していくか、という問題だ。

まず最初に押さえておきたいのは、「SNS」でも「RSS」でも、記事の見出しをチェックした際に、その先の本文まで、いっきに読んでしまわないことである。つまり「記事の見出しを読む」のと「本文をじっくり読む」のとは、別の時間に行うのである。

その理由については後述するが、これらの作業を分けるには秘訣がある。それは「あとで読む」というジャンルのアプリを使うことだ。こういったアプリは、ほかの面でも情報収集するうえで非常に役に立つ。

私が「あとで読む」アプリを愛用する5つの理由についてお伝えしたい。

次ページ1つめの「理由」は?
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