ニュースの達人が「あとで読むアプリ」使う5理由 「読み方のコツ」「情報収集の極意」一挙公開!
「あとで読む」アプリにある、読んだ記事を保存したり、あとから検索したりできる機能は、過去のニュースを調べるときに重要な意味をもってくる。
新しいことを追うことだけが、情報収集ではない
日々の「ニュース」はどんどん流れ、消え去っていき、古いものは後ろに置いていかれる。それは当然なのだが、しかし時には後ろを振り返らなければならない場合がある。
悔悟とか郷愁とかそんな情緒的な話ではなくて、古いニュースがあとになって役立つことがしばしばあるからだ。
歴史はつねにくり返し、帝国の興亡や国際秩序のような壮大なスケールでも、産業の台頭や衰退、どこかの企業の成長と衰退のようなものでも、同じようなことが何度となく、くり返されてきた。
もっと小さな歴史でも、「あの会社の新規事業はなぜ失敗したのか?」という原因をさぐるのには、「同じような失敗に陥っていた別の会社の昨年の事例を見ればいい」ということは、いくらでもあるのだ。
古い情報には、新しいことへの示唆がふんだんにため込まれている。
さまざまなものを読み、情報を集めるというのは、ただそれ自体が目的ではない。その情報が持っている「概念」、つまり意味や価値観を、自分の中に蓄積していくことである。
ひとつひとつの情報が持っている意味は小さく、たわいないかもしれないけれど、チリも積もれば山となる。「今日読んだ経済メディアの記事が、半年後や数年先に突然役に立つ」ということが必ず起きる。これは、自分の経験から自信をもって言えることだ。
「ポケット」では、一度読んで画面の「アーカイブ」のアイコンをクリックした記事はすべてアーカイブに保存されているので、見出しのキーワードなどを検索して、昔の記事を探し出すことができるのだ。
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