ニュースの達人が「あとで読むアプリ」使う5理由 「読み方のコツ」「情報収集の極意」一挙公開!
私が「あとで読む」というジャンルのアプリを使って、記事の見出しをチェックするのと、本文を読むのとを、別のタイミングで行っている1つめの理由は簡単で、「使う頭」が別だからだ。
「瞬発力」と「持続力」を使い分ける
いってみれば、記事の見出しをチェックするのは「瞬発力勝負」、本文を読むのは「持続力勝負」で、この2つはまったく性質が異なっている。
「瞬発力勝負」は、いつでもどこでもできる性質のものなので、たとえば駅で電車を待つ時間や、会議が始まるまでの時間など、スキマ時間をうまく使うのがいい。
一方、「持続力勝負」は、そういうわけにはいかない。スマホで読むにしろパソコンで読むにしろ、時間をたっぷりとって、じっくり画面に向き合うのがいい。3000文字から5000文字くらいの長い記事を読もうとすると、読むのに慣れている人でも10分から15分ぐらいはかかる。
そこで「あとで読む」アプリに保存しておき、10~15分ぐらいのある程度の時間がとれるタイミングを使って、ガンガン読んでいく。
私は「ポケット」に保存した30~40ぐらいの記事を毎日読んでいる。
「あとで読む」ジャンルのアプリは、「ポケット(Pocket)」や「インスタペーパー(Instapaper)」などが有名で、「RSSリーダー」の「フィードリー」にもその機能がある。いま目にしている記事の画面で「Read Later」のボタンをクリックしておけば、そこに保存される仕組みになっている。
しかし、私が全力で推したいのは「ポケット」を使うことだ。それはなぜかというと、読み終えた記事を保存したり、タグづけしてあとから検索できたりする機能があるからだ。これは、情報収集にはとても重要である。
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