「人に誇れる趣味」を探す共働き30代に欠けた視点 他人に「これやっています」的なアピールは不要

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30代で趣味を持ちたい。そんな人が知っておきたい大人の趣味のポイント4つを紹介します(写真:freeangle/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

先生は著書のなかで、「35歳までは仕事中心に、それ以降は人生のバランスを保つべく趣味などにも力を入れる」とよく書かれていますが、私はまさにその35歳になろうかという者です。
確かに、おっしゃるとおりだと思っている一方で、長い会社員人生を通じてこれといった趣味もなく、休日もなんとなくダラダラとしてしまいます。共働き、子供なしなので、夫婦お互いに気楽に過ごしている感じです。35歳という年齢からワークライフバランスを取るべく、そのきっかけや仕事と両立できる趣味の探し方、人に誇れる趣味の見つけ方、コツのようなものがあれば、ぜひご教示いただきたく思います。よろしくお願いいたします。
KT・会社員

社会人にとって仕事は「必修科目」ですが、趣味や遊び、人生の時間の使い方は「選択科目」ですから、そういう意味では遊ぶという行為には仕事以上にクリエーティブさが求められます。

35歳という年齢にこだわる必要はない

さて、ご質問の35歳からのワークライフバランスですが、生きていくうえでどうしても避けられない仕事というシーンにおいて、できるだけ早いうちに基盤を創り、それ以降に人生の幅を広げるという考え方です。

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35歳というのはあくまでも"私の場合"であって、あくまでも目安とお考えください。

インプットが中心の、すなわち勉強したり、調べたり、教わったり、いろいろな経験をしたりというフェーズでは、仕事を人生の中心に置く。

そして仕事でアウトプットが中心となってきたタイミング、つまり、今までのスキルと経験の蓄積から、自発的な行動や意思決定ができるなど、いわゆる一人前になったフェーズにおいては、その後の長い人生を見据え、ヒトとしての幅や深みを出すための活動に着手する。

そのような考え方です。

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