「苦しい嫉妬の感情」をスッと消す実に簡単な方法 有名人には嫉妬しない理由を考えてみよう
「私より、あの人のほうがいいのね」「みんな、偉いなぁ。なんてダメな私」と思うとき、人は嫉妬や自己嫌悪に陥るものです。どちらも苦しいもので、引きずってもいいことはありません。
人生をうまく進めていく人の共通点は、こうした自分の感情と、現実との折り合いをつけるのが、うまいこと。本気で「いい人生を送りたい」と考えたときに、自分のネガティブな感情を整理していくことは、どうしても不可欠なのです。
どんな仕事のスキルや成功哲学を学ぶより、自分の感情との付き合い方は、人生において重要なスキルといっていいでしょう。では、どうすれば感情の整理ができるのか? 『まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく』を書いた作家の有川真由美さんと漫画家のJamさんが解説します。
「人は人、自分は自分」を心に刻む
嫉妬は苦しいものです。うらやましさ、憎たらしさ、妬ましさ、敗北感、惨めさ、不安などが入り混じったモヤモヤした感覚。それがだんだん強くなっていくと、憎悪や恨みに変わることもあります。
たとえば、自分がこれまで仕切っていた仕事を、新人と分けることになったとします。この新人の仕事ぶりが、社内でなかなかの高評価。みんなが新人をほめると、「なによ。大したことないじゃないの」と、嫉妬心がわくかもしれません。これ以上、私の仕事をとられては困ると、仕事を教えなかったりミスを責めたり、「ちゃんとマナーを教わってこなかったのかしら」などと、別な部分で嫌味を言ったり。
嫉妬は、自分が欲しいものをもっている人に対して、「私より○○さんのほうがいいのね」と快く思わない攻撃的な感情や、落ち込んだ感情です。
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