日本人は「英語は語順こそ超重要」をわかってない 「動詞の位置にあればそれが動詞になる」のが英語
英語は配置のことば
学校文法はシンプルでも合理的でも説明的でもなく、著しく心理的妥当性に欠け、英語の本質を捉えてもいません。
私たちが話せない原因は「話す」ための基本である「語順」に習熟していないからです。語順習熟を可能にする文法を学び、前置詞も表現の仕方も「イメージ」で理解し「英語のクセ」をつかめば、英語力は一気に伸びます。
英語において、位置は意味を支配する特権的地位にあります。最終的に語句の意味を決めるのは位置なのです。
She's just friended me.
(SNSで)彼女はたった今僕を「友達」にしてくれたよ。
Don't Chris me ―― it's Professor McVay to you.
僕を「クリス」呼ばわりしないでくれるかな。君にとっては「マクベイ教授」ですよね。
日本語では名詞を動詞として用いる場合、「お茶する」「ヒマする」など動詞であることを示す語尾「~する」を用いますが、英語にその必要はありません。動詞の位置に置けば動詞の役割を与えられるからです。
動詞はあらゆる文型で使うことができるわけではありません。それは文型そのものに意味があるからです。
動詞がある型で使えるかどうかは、文型自体がもつ意味と、動詞の意味(イメージ:表現のもつ中核的意味) が合致するかどうかにかかっています。
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