日本人は「英語は語順こそ超重要」をわかってない 「動詞の位置にあればそれが動詞になる」のが英語

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学校で習った文法にとらわれていませんか?(写真:takeuchi masato/PIXTA)
「なぜ日本人は英語が話せないのか?」
文法も前置詞も表現の仕方も「イメージ」で理解し「英語のクセ」をつかめば、英語力は一気に伸びる。「伝統的学校文法で英語を学んだ私たちには共通の弱点がある」と説く『一億人の英文法』著者、大西泰斗氏の新刊『それわ英語ぢゃないだらふ』から、ビジネスパーソンが今日から使える3つのコツを、抜粋・再構成してお届けします。

英語は配置のことば

学校文法はシンプルでも合理的でも説明的でもなく、著しく心理的妥当性に欠け、英語の本質を捉えてもいません。

私たちが話せない原因は「話す」ための基本である「語順」に習熟していないからです。語順習熟を可能にする文法を学び、前置詞も表現の仕方も「イメージ」で理解し「英語のクセ」をつかめば、英語力は一気に伸びます。

英語において、位置は意味を支配する特権的地位にあります。最終的に語句の意味を決めるのは位置なのです。

She's just friended me.
(SNSで)彼女はたった今僕を「友達」にしてくれたよ。

Don't Chris me ―― it's Professor McVay to you.
僕を「クリス」呼ばわりしないでくれるかな。君にとっては「マクベイ教授」ですよね。

日本語では名詞を動詞として用いる場合、「お茶する」「ヒマする」など動詞であることを示す語尾「~する」を用いますが、英語にその必要はありません。動詞の位置に置けば動詞の役割を与えられるからです。

文型(配置パターン)と動詞との相性をイメージで覚える

動詞はあらゆる文型で使うことができるわけではありません。それは文型そのものに意味があるからです。

動詞がある型で使えるかどうかは、文型自体がもつ意味と、動詞の意味(イメージ:表現のもつ中核的意味) が合致するかどうかにかかっています。

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