人生後半充実している人が「若いうち」にやること

人生後半のキャリアを組み立てる3ステップ

人生後半のキャリアを充実させるために、今やっておくべき3つのステップとは(写真:Kazpon/PIXTA)

前回の記事(50歳手前で「早期退職」に踏み切れた3つの理由)では、私が50歳で早期退職に踏み切り独立することになった経緯について書きました。ただ、人生後半のキャリアをどのように作っていくかについては、人それぞれに勤め先や仕事の内容、置かれた状況が違いますので、1つの事例だけではわからない、という方も多いのではないかと思います。

そこで今回は、一般的に人生後半のキャリアをどのように組み立てて行ったらよいか、そのために何が必要か、その全体像をご紹介していきます。

人生後半のキャリアデザインに必要な3ステップ

大きくはまず、①自分が人生後半のキャリアをスタートする目標の時期を決めること、そして②その時までにやらなければいけないことを洗い出し実行すること、さらに③すべての基礎となる心身と経済の健康を保つことーーが必要です。

①人生後半のキャリアをスタートする目標の時期を決める
②目標となるキャリアをイメージし、やらなければいけないことを洗い出して実行する
③すべての基礎となる心身と経済の健康を保つ

①人生後半のキャリアをスタートする目標の時期を決める

目標の時期をどう決めるかですが、これは必ず訪れる時を、いったん仮の目標にするといいでしょう。例えば、60歳の定年時であるとか、あるいは、役職定年を迎える時、といったように、明確にいつになるかが決まっている時点を目標にします。そうすれば、今からその目標の日まで何年何カ月何日あるかもわかりますので、この後詳しくご紹介する②の「やらなければいけないこと」をいつどのようにやっていくか、スケジュールも立てやすくなります。

この連載の記事一覧はこちら

目標の時期を仮決めしたら、その後②のやることの洗い出しをして、それにどれぐらいの時間がかかるかを考えた結果に応じて、目標の時期を早めたり、遅めたりすればよいのです。早期退職募集のように、あらかじめ予定が立てられず、突然起こる事態にも、間に合いそうであると判断すれば、予定を変更すればよいのです。まずは、自分がこの日までに次の人生を歩み出したい、という日を目標として決めましょう。

次ページ会社の再雇用に応募する場合でも目標は必要
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
トレンドライブラリーAD
人気の動画
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
早慶上理・MARCH・関関同立、少子化でどうなる?
日本製鉄は「巨人トヨタ」でも1ミリも譲らない
日本製鉄は「巨人トヨタ」でも1ミリも譲らない
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
山手線2日間運休「渋谷駅大工事」何をどう変えた
「ニッポン半導体」敗北の真相
「ニッポン半導体」敗北の真相
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
勝ち組シニアと負け組シニア<br>定年格差

「45歳定年」発言に対し一部で猛反発。現実には法改正で70歳までの雇用確保が今春努力義務化されました。人生100年時代といわれる今、従来の定年はもはやなくなりつつあります。老後も働くシニアが第二の人生を勝ち抜くためにすべきことは何でしょうか。

東洋経済education×ICT