そこで今回は、子どものタイムマネジメント「5つのコツ」についてお伝えします。とくにやるべきことが多く、時間がないという場合に参考にしてみてください。
TO DOリストを作る際の注意点
最初は、やるべきことのリストアップです。大人がよくやっているTO DOのリストアップと同じです。ところがここで次の3つの問題が起こる場合があります。
1つ目の問題は、子どもの場合、TO DOリストは勉強関係の内容ばかりになることです。勉強ばかりのリストを見て、子どもがやる気になることはあまりない、ことは容易に想像できますね。
そこで、TO DOは「やるべきこと」ではなく、「やること」を書いていきます。ゲーム好きの子には「やること」の中にゲームも入りますし、読書好きの子には本を読むことも入ります。そうすることで、モチベーションが上がるように設計していきます。
2つ目の問題は、細かいことまで書いてしまうことです。例えば、御飯を食べる、歯を磨くなど、すでに習慣化されていることまで書いてしまうと、リストを見ただけで予定だらけで、キチキチした印象となり、気がめいってしまいます。毎日当然やるような習慣化されていることまでは書かないようにしましょう。
3つ目の問題は、今後は逆に、ざっくりと大まかに書きすぎてしまうということです。例えば、国語とか算数といった表記では、ざっくりすぎるでしょう。
国語の何をやるのか、算数のどの部分をやるのかを明確にしておくと、リストに毎回変化がつき、単調になりません。ざっくりとしたリストになると「リストアップしてもいつもと同じ」ということになり、書くこと自体に飽きてやめてしまいます。
以上の3点の問題点を踏まえたうえでリストアップすることをお勧めしています。
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