日本を代表する一部上場企業の社長や企業幹部、政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチなどのプライベートコーチング」に携わり、これまでに1000人の話し方を変えてきた岡本純子氏。
たった2時間のコーチングで、「棒読み・棒立ち」のエグゼクティブを、会場を「総立ち」にさせるほどの堂々とした話し手に変える「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれ、好評を博している。
その岡本氏が、全メソッドを初公開した『世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた!「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール』は発売後、たちまち12万部を突破するベストセラーになっている。
コミュニケーション戦略研究家でもある岡本氏が「『才能』より『人脈』で人生が決まる理由と『世界最高の人脈構築法』」について解説する。
どうしても気が重くなる「見知らぬ人との会話」
春──。新しい職場や学校で知らない人と話す場面も増える時期ですが、「見知らぬ相手と話すのは気が重い」という人はいませんか?
コロナ禍で少なくはなりましたが、異業種交流会やパーティー、飲み会などの席も「気疲れするし、好きではない」と感じる人もいるようです。
そもそも、人間は「知らない他人=敵」とみなし、自分を守ろうとする防御本能から、身構えてしまう傾向があります。
そういった席で、誰かに近づいて話しかけようとするときに、なんだか自分が「いかがわしい」「汚れた」ような意識を感じることはないでしょうか?
「あの『もやもや感』はいったい何だろう」と私自身も、ずっと不思議に感じてきたのですが、その感覚を学術的に実証した論文を最近、発見しました。
タイトル名もずばり「ネットワーキングはなぜ我々にダーティーな感覚をもたらすのか」という、ハーバードビジネススクールの教授らの研究です。
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