定期テストで惨敗する子が知らない過酷な真実 学校では教えてくれない大切な「5つのこと」

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勉強の仕方がわからない子が、試験勉強でいい点数を取れるようになるための5つの大切なこととは?(写真:zon/PIXTA)  

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

中1の子どもがいます。コロナで学校に行き始めたのは7月からでした。それまでの間は、大量の課題が出され家庭でなんとかこなしていました。
しかし、授業が始まり9月にテストがありました。あれだけ課題をこなしたにもかかわらず、テストが散々でした。コロナで仕方ないとも思いつつ、子どもに聞くと勉強の仕方がわからないと言います。やり方も教えてくれているのだと思っていましたが、私たちのころと同じように学校では教えてくれないのでしょうか。このままだと心配なので、やはり、塾に行かせたほうがいいのでしょうか。
(仮名:柴田さん)

学校では教えてくれない、勉強に関して5つの大切なこと

大量の課題をこなしたにもかかわらず、テストで点数が取れないというのは、さぞかし、がっかりしたことでしょう。これはコロナによる休校が原因だったのではなく、学校教育におけるある“致命的な構造”にその原因があるのではないかと考えています。

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その問題とは、勉強に関して「学校で教えてくれない5つの大切なこと」にまとめることができます。

これら5つのことの多くは学習指導要領に記載されておらず、教えなければならないと規定されているわけではないため、例外的に教える先生もいるかもしれませんが、指導体制の中に通常は入っていません。

【1】 覚え方
「来週、漢字テストや英単語テストをするから覚えてくるように」と言われ、覚え方を教わったことはあるでしょうか。効率的な覚え方があるにもかかわらず、書いて覚えるという無駄なことをやってしまい、点数につながらないという経験をした方もいることでしょう。学校では覚えたかどうかの確認テストはしても、その覚え方は教えないのです。

【2】ノートの取り方
黒板に書いてあることをただノートに書き写すという行為自体、意味があるのか疑問ですが、ノートを取らせるのであれば、単なる丸写しではなく、効果的なノートの取り方を教えてあげるといいのですが、そのようなことを教えてくれる先生に出会える確率は極めて低いでしょう。

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