試験が苦手な子が知らない「点を取る仕組み」

偏差値の高い学校の子でもつまずくことが!

メカニズムに沿えば、無駄なくテストの点数がとれる(写真:さわだ ゆたか / PIXTA)
※石田勝紀先生へのご相談はこちらから
【質問】
中学2年生の娘を持つ母親です。娘は素直な子ですが、どうしても学校の点数が取れません。テスト勉強は1週間前からやり始めますが点数につながらないようなのです。毎回のテストで同じようなことが起こっているため、最近ではやる気も失ってきています。塾には週2回行っていますが、それほど点数につながっているようには思えません。何かアドバイスをお願いします。
(仮名:吉岡さん)

塾に行っても成績が上がらない子たちに共通する原因

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【石田先生の回答】

吉岡さん、ご相談メールありがとうございます。お子さんは塾に週2回行かれ、1週間前からテスト勉強するなど地道に努力しているものの、点数が取れないということですね。

実は、このような事例はたくさんあります。「塾に行っても成績が上がらない」「テスト前の勉強をしっかりやっているのに点数が取れない」という声はかなり多いのです。筆者の経験では、中程度の成績をとっている子どもたちの中では、このようなことが頻繁に起こっているようにも感じます。

このような場合、個人個人に詳細かつ的確なアドバイスをするとなると、十人十色の対応が必要なのですが、実は多くの場合、共通した原因があるのです。それを知らずにいると、「塾へ行けば成績が上がるだろう」とか「一生懸命勉強すれば成績があがるはずだ」という幻想を抱くことになります。では、その共通した原因とは何かといいますと、それは次のことなのです。

「点数が取れるメカニズム(仕組み)を知らない」

つい先日も次のようなことがありました。知人の息子さんが偏差値で日本有数のトップ私立中学へ合格しましたが、高校1年生になった現在、学年の下位の成績しかとれないということでご相談がありました。そこで私は次のことをお尋ねしました。

次ページ尋ねたのは、3つのこと
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