苦手科目を「他人に教える」ことの絶大な効果

兄弟や友人相手に試してみる価値はある!

「人に教える」ことは、とにかく効果がある(写真:Lopolo / PIXTA)
※石田勝紀先生へのご相談はこちらから
【質問】
うちは男3人兄弟で、長男が中2、次男が小6、三男が小3です。長男のことでご相談です。塾に行かせていますが、一向にできるようにはなりません。中1からだんだんと成績が下がり、この間の中間テストではクラスの下のほうになってしまいました。本人も自信を失い、もう勉強やってもしょうがないかもとまで言っています。特に部活で忙しいわけでもなく、比較的素直な子なので、何とかしてあげたいと思っているのですが、親ができる対策はありますでしょうか?
(仮名:大川さん)

効果的なアプローチ方法は?

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【石田先生の回答】

大川さん、ご相談メールをありがとうございます。息子さんは、塾に行っても成績が上がらず、クラスで成績は下のほうとなると、きっと本人の心の状態は完全なマイナス状態になっていそうですね。励ましたくらいではどうにもならないところにいるのかもしれません。

かつて、私が塾で子どもたちを指導していた時に、そうした生徒が入ってきたときのことを思い出します。もちろん生徒へのアプローチは、個人のパーソナリティ、家庭環境を把握したうえで対応するべきもので、それこそ千通りでも方法が考えられるため、「この方法をやれば、必ずできるようになりますよ」という方法を示すことはできません。しかし、これまで私が生徒に対して行い、非常に効果的であった方法がいくつかあります。過去の記事でも触れてきましたので、それをいくつかご参考いただけるといいのですが、今回は、特にお子さんの置かれた状況を考え、あるアプローチ方法をご紹介します。

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