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キャリア・教育 #ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?

苦手科目を「他人に教える」ことの絶大な効果 兄弟や友人相手に試してみる価値はある!

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  • 石田 勝紀 教育デザインラボ代表理事、教育専門家
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この方法は、私が20歳で学習塾を起業して間もない頃に偶然わかった方法です。

当時、私は、月謝をいただいているからには、必ず成績を上げる必要があると考えていたため、通常の授業以外にも、補習を頻繁に行っていました。また、指導する先生の数も少なかったので、私一人で複数の学年の生徒を呼び、同時に補習をしていたのです。しかし、私一人では手に負えません。そこで、中学3年生に「ちょっとこの子(中1)に数学のこの問題教えてあげてくれるか」と頼むようなことがあったのです。この中3の生徒は、数学ができないから補習に来ているのですが、そのときの様子を見て私は非常に驚いたのです。

中3の生徒は、はじめは躊躇しながらも中1の生徒と対話を始めました。

中3生:「どこわからないの?」
中1生:「ここです」
中3生:「まずね、括弧をはずすといいよ」
中1生:(括弧をはずした後、すぐに手が止まる)
中3生:「次はどうしたらいいと思う?」
中1生:「ん~、まとめる?」
中3生:「そう! それでいいよ」

このような対話をしていたのです。この対話、まるで先生と生徒の会話です。

「人に教えることによって自分も学ぶ」という原則

驚くことに、その後、この中3生は数学に自信を持ち、成績が伸びだしたのです。この中3生の場合はたまたまそうなったのではないかと、そのときは思っていました。しかし、それ以降も、補習で上級生が下級生を教えるという状況が生まれると、同様の現象が起こったのです。

このようなやり方をすると、上級生が自分の勉強に集中できないではないかと思われるかもしれませんが、そうではないのです。もちろん補習中ずっと下級生を教えているわけではなく、わからない問題が出てきたときだけ教えてもらっていたのですが、そのようなわずかな対応だけでも、前の学年の基礎基本がしっかりと理解できるようになり、結果として自分の勉強ができるようになっていったのです。

このような経験を経て、私は「人に教えることによって自分も学ぶ」という原則を、あらゆるところで実践してきました。

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