人が聞いて理解できるように解説するためには、ある程度しっかり調べなくてはなりません。ここで、知らなかったことを気にする必要はありません。調べて、教科書を見ながらでいいので、話をしてもらいます。
人に話をするとなると自分が理解しなくては話せません。そうやっているうちに、記憶されるというおまけまでついくるでしょう。
この方法は、子どもが反抗期であったり、親と話をしたくない状況であると難しいでしょうが、大川さんのお子さんは素直な子のようなので、試してみる価値があります。これがきっかけでスイッチが入る場合があります。
同じ志望校の者同士で行うと特に相乗効果
3.友達同士で教え合いをする
テスト前は一人で勉強するのが一般的ですが、仲がいい友達と勉強会を開き、お互い教え合うという場を作る方法があります。これが意外と効果的なのです。とはいえ、友達同士で集まって勉強になるの?という疑念があると思いますので、そのときの注意点を書いておきます。
1) あらかじめ計画を作る → 単なる遊びにならないように決めておく。どの科目をどの程度行うかなど。
2)お互いテストし合う仕組みをつくる → 覚えてテスト、覚えてテストということを交互にやっていく。特に知識を覚えなければならない科目はこの方法で行う。
3)わからない部分はお互いに教え合うということを決めておく
この方法は、たとえば同じ志望校の者同士で行うと特に相乗効果があります。基本的に勉強は競争ではなく、お互い助け合いながら、学びあいながら進めるほうが、総体的に効果が高くなる。これは筆者が過去の経験から体感してきたことです。
以上、今回は、「他人に教えることによって自分も学ぶ」という方法についてのお話でした。よろしければぜひ参考にしてみてください。
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