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感染者ゼロ「八丈島」の島民たちが抱える葛藤 観光業などを営む住民の本音を聞く(前編)

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ある島民が、家族とリュックにカメラという格好で森を歩いていて、すれ違った島の婦人たちに挨拶をしたところ、観光客と思われたのか、無視されてしまった。レンタカーが止まっていると、それを問題視する人もいたという。同じ島にいながら、コロナに対する受け止め方に温度差があることを実感したそうだ。

島内の仕事で完結している人もいる

八丈島の島民は、島の中で仕事を完結させている人も多い。

歌川:島で外と交流を持っている人は意外と少ない。農業など島内の仕事だけで(ライフスタイルが)完結している人も多い。そうなるとコロナの受け止め方に差が出てきますよね。

来島者への受け止め方は、八丈島だけの問題ではなく、全国各地の観光地、別荘地などでも見られた現象であるが、小さな島だけに人々の心に残る影響は無視できないものがある。

そうした中、徐々にではあるが希望の動き、変化の予兆も見られ始めるようになった。旅行会社から「現地ツアーができない代わりにオンラインでの体験ツアーの製作を手伝ってほしい」といった依頼が飛び込んできた。そんな島に起きている新たな動きなどを後編でレポートする。(つづく)

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