在宅勤務でも生産性が落ちない人の3つの習慣

意図的な「サボり」が仕事のメリハリを生む

在宅勤務が一気に普及しましたが、慣れない働き方に戸惑う人も。自宅で生産性を落とさない働き方のヒントを紹介します(写真:Fast&Slow/PIXTA)
緊急事態宣言下で一気に普及した在宅勤務。これからの新常態として企業も積極的な取り組みを見せるが、慣れない働き方に戸惑う人も少なくない。第1回の「「在宅で仕事がはかどる」環境作り5つのコツ」に引き続き、自らも在宅勤務者であり、『在宅HACKS! 自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方』を上梓した著者が、自宅で生産性を落とさない働き方のヒントを紹介する。

在宅勤務が普及した今、「部下たちは在宅でしっかり仕事ができているだろうか」と心配する管理職も多いと思います。たしかに、自宅で気がゆるむ人もゼロではないでしょう。

しかし、実は在宅勤務は、怠けてしまいやすいと思われがちですが、意外にもオーバーワークになりやすいということをまず知っておいてください。これにはふたつ理由があります。

意外に難しい自己マネジメント

ひとつは、スキマ時間がないこと。オフィスでは移動や休憩など、自分で思っているよりも実は仕事をしていない時間があります。しかし在宅勤務ではそうしたスキマ時間がありません。つねにネットでつながっていることも、小さなスキマ時間を奪っていきます。

『在宅HACKS! 自分史上最高のアウトプットを可能にする新しい働き方』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

例えばオンライン会議を立て続けに入れてしまうと、トイレにも行かずに何時間も続けて仕事をしているなんて状況が、簡単に生まれます。営業職の知人は、「移動がないのは楽だけど、お客さんとの打ち合わせが連続してつらい」とこぼしていました。

もうひとつは、パーキンソンの第1法則です。これは、公務員の仕事を分析する中で発見された「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」という法則ですが、そのまま在宅勤務にも当てはまります。自宅にいる気安さから、ついダラダラと集中力を欠いてしまい、結果的に残業が増えてしまう。通勤がなく、プライベートも含めた「与えられた時間」が長いがゆえに、その時間をすべて満たすまで仕事が膨張してしまうのです。

このように在宅勤務では、怠けてしまうにせよ、逆にオーバーワークになるにせよ、労働の生産性が低下する危険をはらんでいるのです。これを回避するコツを3つ紹介します。

次ページ仕事モードにスイッチを入れる簡単な方法
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 「お金で損しない」森永康平のマネーリテラシー講座
  • 世相をリアルに映し出す 流転タクシー
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
ANAとJAL、国内線で競り合う復活レースの熾烈
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
富裕層、世代でまったく異なる「お金の使い方」
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
話題の「30分で絵を描く」秘訣、驚くほど簡単4手順
話題の「30分で絵を描く」秘訣、驚くほど簡単4手順
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
メタバース革命が始まる<br>全解明 暗号資産&NFT

不正流出事件から4年。復活不可能に見えたビットコイン相場は米国主導で活況を取り戻しました。暗号資産を使ったNFTの購入、そしてNFT取引が広がるメタバースにもビジネスの機会が広がっています。日本は暗号資産とどう向き合うのでしょうか。

東洋経済education×ICT