プレイヤーから脱皮できない人の4つの特徴 ダメ上司のありがち「PDCAサイクル」

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部下に仕事を渡し、時間ができたリーダーたち。彼らは何をするべきでしょうか(写真:Deagreez/iStock)
研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「その仕事、誰かに任せなさい!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

暇になると勘違いするリーダーたち

仕事を任せた後、上司は自分の仕事を部下に渡したので、最初は教えたりフォローしたりで仕事が増える面もあるものの、部下が育てば上司には時間ができます。部下が育てば育つほど、自分が関わらなくとも仕事が進み、あなたは何もしなくとも、チームの成果をあげることができます。

さて、時間ができたあなたは何をしたらいいのでしょうか?

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

ただ暇になり、ニュースを読んで、たまに会議をしていればいいのでしょうか。部下の状況を把握し、褒めたり励ましたりして部下にだけ頑張ってもらえばいいのでしょうか。それとも、新たに自分のやるべき領域を見つけ、そこに注力すべきなのでしょうか。

これらはすべて、実はプレイヤーの延長線上にある考え方です。部下に仕事を任せ、自分の時間を生み出せるようになったら、プレイヤーの延長で仕事を考えてはいけません。

仕事を任せた後、何をすべきか。それはズバリ「マネジメント」です。部下に仕事を任せられる上司になったら、それは、プレイヤーからマネージャーになるべきタイミングでもあるということなのです。

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