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「コミュ力の達人」の働き方と伝え方の極意 世界基準のビジネスコミュニケーションとは

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  • ムーギー・キム 『最強の働き方』『一流の育て方』著者
  • 伊藤 羊一 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長
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伊藤:欧米のリーダーは、プレゼンテーションも、1対1のコミュニケーションも、コーチングも学んでいることが多いですけど、日本のリーダーはそうではないと感じることもありますね。コミュニケーションは仕事じゃないと思っているような人もいますし。

ムーギー:前述の拙書にも書いているのですが、とくに偉くなればなるほど、周りが何も言えなくなって、超絶眠たくなるようなプレゼンをしたり、誰も読まずに紙のムダ使いで森林破壊につながるような文章を書いたりしがちですからね(笑)。

国語の授業での朗読は罪深い

伊藤:日本の場合は、学校の授業のスタイルが悪因になっているかもしれないですね。海外では、自分の好きなものを見せて、それについての思いを語る「Show & Tell」のようなスタイルが定番になっていますけど、日本の授業は受け身が中心ですよね。先生が話して、生徒はひたすらノートを取るみたいな。

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ムーギー:とくに、国語の授業での朗読は罪深いですよね。例えば「ごんぎつね」を全員でただ読むだけで、何の力が磨かれるの?と思います。

別になんでもアメリカ式教育がいいとは言いませんが、それでもプレゼン能力の鍛え方に関していえば、自分が読んだ好きな本について、1人5分ずつ話すというスタイルでみんなが創意工夫できるので、そこから差がつくのも当然ですよね。

自分が発表するトピックと意見を自分で自由に決めるところから、プレゼン上達の一歩が始まるのではないかと。

伊藤:日本の教育では、「あなたはどう思いますか?」ということに向き合う機会が少ないですよね。ですから今後は、ビジネスパーソンだけでなく、大学生やもっと若い世代にも、自分の経験から発信できるようなリーダーシップやコミュニケーションを伝えていきたいと思っています。

(構成・田村知子)

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