「親の期待」を言い訳にする人の残念な共通点

実の親を説得できなくて面接ではできるのか

親の期待に沿って就活をしてきましたが、結果が出ませんでした。卒業をした後にどうするかを考える気になれず困っています(写真:chachamal/iStock)

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こんにちは。私は現在大学院修士2年生で、4月以降の進路が決まっていません。簡単に言うと、就職活動をするやる気がなくて困っています。
大学院1年生の12月頃から就職活動を始め、大学院2年生で一度留年し、およそ2年間就職活動を途切れ途切れ続けましたが、正直疲れました。2年間の間に何度かうつに近い状態を経験しましたし、車道に飛び込みたいと思ったこともあります。
うまくいかない1番の原因は、親のこじらせた期待です。一度、CAEを専門とする小規模の企業に内定し、親にけんかをけしかけたことがありますが、寝る場所と最低限の金はないと困るので結局こちらが折れました。
以降は親の期待どおりに大企業を中心に就職活動をしましたが、なぜかすべて失敗しました。興味の持てる企業があっても、先程の例のように親に蹴られるのではと思い、応募しないこともありました。
自分がこれから関わっていきたいと思える分野はあるのですが、何も行動できていません。現在はとりあえずまともに卒業して学位をもらうという目標があるので、毎日動くことができていますが、卒業した後にどうするかを考える気になれません。自分の人生に懸ける気力を失い、投げやりになっているのではないかと思います。何かアドバイスあればよろしくお願いします。
大学院生 永戸

自分のための人生を生きる勇気を

親のための人生ではなく、自分のための人生を生きる勇気を持ちましょう。永戸さんは大学院生とのことですから、推定されるご年齢からすると一般的には独立した大人の人生を生きているべき年齢です。そもそもやりたいことがあるから大学院まで進学をされているのだと思います。

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「親の期待」に沿った行動をとってみた、とのことですが、頂戴した文章を拝見するにその期待を結果が出ないことへの言い訳にしてしまっているようにも思えます。いい会社に入ってほしい、いい相手と結婚してほしいなどなど、「親の期待」というものは人生のいろいろな場面で出てくるものだと思われます。

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