「理系の就職」で抱えるジレンマに対処する方法

キャリアの方向性をどのように決めるべきか

化学メーカーから内定をいただきましたが、研究のプロとして技術を磨くか、マネジメントを学ぶか、キャリアの方向性に悩んでいます(写真:Fast&Slow/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

こんにちは。私は現在大学院修士2年生で、化学を専攻しています。
去年就活をし、無事希望の化学メーカーから内定をいただいているのですが、将来のキャリアについて悩んでいるため相談したいと思い、ご連絡させていただきました。
就活のときにはあまり将来のことを考えず、とにかく社員の方の雰囲気が合う会社を選ぶようにしていました。しかし、いざ入社を前にし、自分のキャリアプランを考えようとしても、何から考えていいのかもわからなくなりました。
研究のプロとして技術を磨いていくのか、人をまとめるリーダーとしてマネジメントを学んでいくのか、そういったキャリアの方向性はどのように決めていけばいいのでしょうか?
文章のまとまりがなくなってきてしまいましたが、将来を憂う若輩者にアドバイスよろしくお願いいたします。
大学院生 留夷子 伽炉瑠

重要なのは「大まかな」方針や方向性

自分の仕事に対する適正は仕事を通じてでしかわからない部分がありますから、仕事未経験の現時点で過度に将来の選択肢を絞る必要はありません。もちろん現時点で「これがやりたい」という具体的な目標があるのであればその限りではありませんが、頂戴した相談を拝見するにまだそこはオープンな状態のようですから、今後の人生の流れに応じて臨機応変に自分自身を変化させることでベストを見つけていくほうがよいのだと思います。

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とはいえ、どこから手をつけ始めるかや、どこに注力するべきかのあたりをつけるべく「将来こういう方向性でいきたい」という大まかな方針や方向性を持っておくことは大切です。が、あくまでも「大まかに」がポイントであり、「これだ」と過度に決め打ちをする必要はないと思います。

若いということは可能性の塊であり、自分自身の今後の志や行動によって、誰にでもなれますし、何でもできるわけです。そういった可能性をどこに見いだすか、つまりどの場所でどうやって自分は勝負するのかは、今後人生を歩み、仕事において経験を積む中で、さまざまな環境や信条の変化に応じて徐々に確立させていけばいいのです。

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