仕事で「結果を残した人」はなぜ臆病になるのか 大切なのは「かつて何ができたか」ではない

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成功体験があるがゆえに、失敗したくないという気持ちが新しいチャレンジを阻むことがあります(写真:KY/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

現在、新卒で入社し3年目の22歳となります。2年間は旅行を販売しており売り上げなどトップ成績を残し、今年から事業開発に携わっております。主にソリューション営業(新規・既存顧客)とサービスの開発、新たなビジネスモデルの開発をしております。
当初は気合も入っており前のめりに進められておりました。しかし、さまざまなクライアントに伺いサービスを提供しておりますが、弊社のサービスで本当の意味での課題解決ができていない気がしております。
また、給与水準も低く、業界自体も成長性が感じられないため、転職を考えはじめました。
経験も浅いため、これがやりたいと言い切れるものはなく模索していますが、課題解決ができていないと感じているためコンサルタントに挑戦してみたいと思っています。
経験もなく、本当にやっていけるのかという疑問や自分自身に合っている職業なのかなどさまざまな不安もあります。アドバイスいただけますと幸いです。
野本

「未経験」に対する新卒時と今の違いは?

22歳というご年齢を考えると、「やっていけるのか不安」なのは当たり前ですから、本当に挑戦してみたいと思える仕事であるならば、「やっていけるように前向きに頑張る」、という気持ちでチャレンジするのがいいでしょう。

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どんな仕事も挑戦しないことにはできるか否かもわかりません。かくいう野本さんも、卒業後現在の会社に入った際に、トップの営業成績を達成できると確信していたわけでは決してないでしょう。

むしろ「自分に本当にできるのだろうか」、そういった不安を抱えながら入社したはずです。

学生という立場で仕事というものを経験したことがそもそもないわけですから、これは極めて当然のことです。しかしながら、不安を抱えつつも入社という行動に移せたのは、その不安を打ち消すような目的ややる気を持っていたからに違いません。

よいと野本さんが思える仕事に対して、未経験であるがゆえに不安感が拭えないという状況は、かつて就職した当時と一緒なはずです。

では今回はその当時と何が異なるのでしょうか?

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