会社を辞めても通用する「専門性」とは何なのか

行動力や決断力は若い頃からの積み重ねだ

決断を下す、そして行動をする。自分自身の「覚悟を決める」ということ抜きには何も始まりません(写真:ふじよ/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

はじめまして。現在28歳で、アメリカ系金融機関で分析関連業務に従事しております。
国内中堅大学を卒業後、働きながら修士号を取り、現在の会社に転職しました。転職は正社員で2社目です。
私の悩みは2つあります。1つ目は、キャリア設計についてです。
私は、最終的には研究機関でR&Dに従事したいと思い、そこまでに必要なスキル要件や経験を逆算し、現職に転職しました。また、資格取得やプログラミング技術等の研鑽にも励んでおりました。
しかし、現職の実務をこなすうち、会社の求める姿と自分の求める姿に大きなギャップを感じはじめました。
現在、積極的に転職活動をしておりますが、もう若くないので、婚約者や両親のことを考えると、これからの人生で自分の納得するまでキャリアとスキルを追求したいけれど、種々の状況がそれを許すかどうか、という点に非常に葛藤を感じております。
2つ目は、専門性についてです。私は突出した専門性がないことが悩みです。周囲からも、いろいろ頑張っているみたいだけれど、何が得意かと問われると、回答が難しいと言われます。
現状には非常に危機感を感じております。最悪、会社員でなくなっても生きていけるような専門性を1つ身につけたいのですが、修得のためにどのような心構えで臨んだらよいでしょうか。
金融業 D

極限まで突き詰める覚悟を持てる分野を見つける

周りからも評価されるような専門性を身に付けたいとのことですが、その最初のステップは自分が職業人生を懸けて極限まで突き詰めてもいいと思える分野を見つけることです。

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そのうえで、その分野における知識のあくなき追求と実際の実務に裏付けされた経験をいかに重ねることができるかが勝負になってきます。

「会社員でなくとも生きていけるような専門性」ということですが、生半可な気持ちではその修得は難しいでしょう。

知識の修得と経験の積み重ね、この両方をどれだけ高めることができるかが、どの程度周りから評価される人物になれるかを左右しますから、冒頭で述べたとおりに極限まで突き詰める覚悟を持てる分野である必要がまずはあります。

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