→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。
はじめまして。30代中ごろで40歳を意識し始めた会社員です。安井さんの著書やこちらの連載をよく参考にさせていただいております。
いくつも好きな名言があるのですが、最近はとりわけ、「若いうちは仕事にとことん注力しほかのことはせず、仕事に余裕が出てきたころに趣味などに目配せをし、結果として人生のバランスを取る」という考え方に非常に共感しています。私自身、気がつけばそのような生き方をしてきたのかもしれません。
ところで恥ずかしい話なのですが、今まで仕事に邁進してきたがゆえに、それなりの余裕ができてきたこれから、いざ趣味をとなると、正直、何をどうやったらいいのかがわかりません。安井さんはどのように趣味と言えるような対象を見つけられたのでしょうか。
周りの友人などでも、仕事のみに注力してきたか否かはさておいても、この年齢になると趣味らしき趣味を持って充実したオフタイムを過ごしている人間がおらず、バランスの取れたという状態とは程遠く、自分自身の将来が心配です。
今後、仕事をするうえでは、今まで以上にオフタイムの過ごし方が重要になる年齢だと認識しており、お知恵を拝借できますと幸いです。
会社員 西田諭(仮名)
「痛い人生を送りたくない!」
学生と話をしていると、「仕事だけの人生は嫌なので、プライベートと両立できるような仕事を見つけたい」といった決意や願望がよく出てきます。いわく「痛い人生を送りたくない!」と。その反対にオジサン・オバサン世代で少なからぬ割合であるのが、「時間ができたときに何をすればいいのかわからない」という悩み。プライベートの充実とは懸け離れた発言が飛び出すわけです。
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