ホンダ「2190万円バイク」が背負う重大使命

熟練技術者25人が手作業、年明けから納車

ホンダは2輪のフラグシップモデル「RC213V-S」を投入、価格は2190万円

「日本のものづくり力は世界で負けていないことを示したい」

ホンダで2輪事業を担当する鈴木哲夫執行役員は、11月末に熊本製作所で開いたフラッグシップモデルの製造見学会でこう述べた。

価格は税込2190万円。バイクのロードレース世界選手権の最高峰「モトGP」で2013年、2014年と2連覇を達成した車両を公道で走れる仕様にした「RC213V-S」だ。ホンダのバイクのこれまでの最高額は1992年に発売された「NR」の520万円で、この記録を一気に塗り替えることになる。

コンセプトは「世界一操りやすいマシン」

排気量は1000cc。最高出力はレース仕様から3割程下げているが、仕様変更は必要最低限にとどめ、「世界一操りやすいマシン」という本物の乗り味を再現することにこだわった。鈴木執行役員は「今後開発する全てのバイクに『思い通りに全てが動く』というエッセンスを入れていきたい」と話し、今回の開発で得られた知見を今後活かす考えだ。

次ページ注文の状況は?
自動車最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 若者のための経済学
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
徹底検証「都心vs.郊外」<br>激動 マンション・住宅

在宅勤務の長期化を受け新しい住まいへの需要が急膨張。想定外の事態に供給業者も対応に追われています。2度目の緊急事態宣言発出という状況下、住宅市場はどう変わるのでしょうか。最前線での取り組みを徹底取材しました。

東洋経済education×ICT