腰の痛みが消える!布団の上ずぼらストレッチ 580万人患者の"新国民病"にはこう対処する

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脊柱管狭窄症の日本での推定患者数は約580万人(和歌山県立医大などの調査)にのぼるといわれています。

そのすべての人に、日常生活に支障を来すほどの痛みやシビレが発症しているわけではありませんが、症状が気にならないからといって放っておくと、歩くのがつらくなるほど症状が悪化してしまうこともあります。そうなる前に、予防をすることです。

そもそも脊柱管狭窄症とは、どのような病気なの?

脊柱とは背骨のことで、積み木のようにいくつもの骨が積み重なってできています。なかでも腰は、「腰椎」と呼ばれる5つの骨がブロックのように積み上げられてできています。

そして、腰椎は下記の図のように椎体(ついたい)、棘突起(きょくとっき)、椎孔(ついこう)などで構成されています。背中を触るとゴツゴツしているのがわかるでしょう。これが棘突起です。

椎孔は椎骨に空いた“穴”で、この空洞が「脊柱管」と呼ばれる部分です。脊柱管には脳から連なる神経が走っています。脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなり、なかを通る神経が圧迫され、さまざまな症状が出る病気です。

次ページ腰痛、足のシビレ、歩くと痛みが出るのが代表的な症状
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