腰の痛みが消える!布団の上ずぼらストレッチ 580万人患者の"新国民病"にはこう対処する
脊柱管狭窄症の代表的な症状に間欠性跛行(かんけつせいはこう)があります。間欠性跛行とは、歩き始めると足にシビレが出て歩行が困難になりますが、座ったり腰をかがめたりして、しばらく休むとまた歩けるようになるという症状です。
実は、脊柱管狭窄症は、腰を伸ばし反り返ると脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されてつらいのですが、前かがみになると脊柱管は広くなり、つらい症状が緩和します。
ですから、まっすぐ腰を伸ばして歩くと少ししか歩けないのに、自転車に乗ったり、カートを押して前かがみになって歩いたりすると症状が軽くなり、ラクになるのです。
患者さんの腰椎は右か左にカーブしている
私は触診をするとき、患者さんの背骨を両手の中指で挟んで、上から下へビューッとなぞっていきます。すると、ほぼもれなく、腰椎のあたりで背骨がぐっと右か左にカーブしているのがわかります。この検査をすると患者さんも体感として、曲がっているのが実感できるといいます。
では、下記の図を見てください。点を打っているところは腰椎の棘突起です。少し右や左にずれていますね。ところが、背骨というのは構造上、前後にずれることがあっても、横にはスライドしないものなのです。
それなのになぜ、左右にずれているのでしょう?
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