腰の痛みが消える!布団の上ずぼらストレッチ 580万人患者の"新国民病"にはこう対処する

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倒しても痛みが出ないときには“倒しにくさ”で診断②

しかし、左右に倒す検査で、どちらに倒しても痛みが出ないという人もいると思います。

そのような人は、左右のどちらが倒しにくいかを検査してください。

こちらの検査も簡単です。左右のねじれを調べるのと同じ姿勢をとります。膝を立てて左右に倒します。このとき、膝がどこまで倒せるかを調べるのです。倒した膝と寝床までどのくらい離れているかを見ます。

左に倒したときは布団の近くまで倒せるのに、右に倒した場合はそこまで膝を倒せない、右のほうが倒しにくいという場合は腰椎の右ねじれ、反対に左のほうが倒しにくければ腰椎の左ねじれということになります。

普段、体をひねる方向と逆にひねって、ねじれを矯正

以上の検査をしてから、ねじれを改善するストレッチを行います。ねじれを改善するストレッチの基本的な考え方は、ねじれている方向と逆の方向に膝を倒すことでねじれを矯正し、元に戻していこうというものです。めっちゃ簡単に言うと、普段、体をひねる方向と逆にひねれば、矯正されるのです。

例えば膝を左に倒したとき。このとき、腰椎は左にねじれています。膝を左に倒したときは5つある腰椎の1つひとつが少しずつ左にねじれていきます。

それが痛いというのは腰椎のうちの1つが特に(極端に)にねじれているからなのです。そこで左に倒して痛いなら左にねじれているというわけです。

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