ラグビーで多発?スポーツ界の「和製英語」問題 「ノーサイド」は、アウトかセーフか

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ラグビーにかかわらず、日本ではいろいろなスポーツにおいて和製英語が使われているようで、それらを問題視する声を耳にすることがあります。これについて、皆さんはどう思われますか。やはり、日本でも正しい英語表現を使うべきだと思いますか。それとも、和製英語のままでも別に構わないと思いますか。

さまざまなスポーツで、和製英語が使われるようになったのにはそれぞれの事情があるのでしょう。そもそも、それらのスポーツが日本で始まったときや、用語が外来語に変更されたときに、どのような事情があれ、正しい英語表現が導入されていればこのような問題にはなっていなかったはず。

でも、たとえそれらの用語が英語としては間違っているとしても、日本語の外来語としては受け入れて、使用し続けていいのではないかと基本的には思います。由来は英語でも、日本でできた新語なのであれば、日本語としては「間違っている」とか「おかしい」とかいう問題ではないと感じます。

とはいえ、未来の日本人アスリートのことも考えると…

ただ、気をつけたいのが、「それらの表現を英語だと勘違いしてしまうこと」です。

とくにスポーツでは、プロや一流のアスリートであればなおさら、国際大会などで外国のアスリートと競技や試合をする機会が多くなります。レフリーも英語を使用する中で、その表現が理解できないというのは圧倒的に不利になってしまいます。その不安や混乱から、メンタルに影響して、思うように力を発揮できないかもしれません。

相手の言うことがわからないだけでなく、自分が和製英語でコミュニケーションを取ろうとして、相手に通じないというのも避けたい状況です。

そういった意味では、未来の日本人アスリートのことも考えると、スポーツに関してはどこかの段階で英語の表現に合わせていくというのは悪い考えではないと思います。これまでに使い慣れた表現を変更するというのは、かなりエネルギーのいることでしょうから、なかなか難しい問題ですが……。

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