離婚とは違う「卒婚」という新しい夫婦のあり方

「自分の好きに生きたい」40代以降に急増中

パートナーと心地よい距離がとれていますか? 人生100年時代、「卒婚」に注目が集まっています(写真:【IWJ】Image Works Japan/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

人生100年時代、長い時間を費やしていく中で生き方も多様化し、結婚しない人も増えましたが、結婚してもその関係性はさまざまです。夫婦だからずっと一緒に過ごすという価値観も変化しつつあるのかもしれません。

そんな中、離婚とは違う「卒婚」に注目が集まっています。離婚を考えるほどではないけれど、お互いに干渉せずに自分の時間を持ちたいという切実な思いからか、最近は卒婚に関するご相談や取材、公共機関からの講演オファーなどが増えています。

そもそも卒婚とは?

夫婦としての籍は入ったままで、お互いに自立した生活を送る形を指します。ある程度夫婦の時間を共にしてきた後、子育てや仕事に邁進してきた時期を過ぎた40代以降に多くみられます。

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人生も半ば、少し落ち着いて今後のことを考えるに当たり「もう自分の好きにしたい」「好きなことや趣味に没頭したい」という気持ちから関係性を見直していくに当たっての1つの選択肢です。

別居と同居の形があり、別居の場合は、夫婦のどちらかが、親の介護などを理由に自分の実家に戻る、もしくは、独身の子どもが家を出るタイミングでどちらかの親と一緒に暮らすというパターンがあります。経済的なことを考えると、この2つが最も実現しやすい別居のカタチです。

また、住居費が安い地方にどちらかが移住するというケースもみられます。バブル時代に一世を風靡した地方の観光地などには、格安で購入できるリゾートマンションや別荘などがあり、若いころ憧れていた土地に移り住む方も増えているようです。

次ページ別居には経済的な後ろ盾が必要
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