男性社員が女性社員を煙たがる本能的な理由

会社は「おじさんと女の子」でできている!?

対処法がわからないものに人は「恐れ」を抱く

新しいもの、未知のもの、正体のわからないもの、対処法がわからないものを目の前にしたとき、人は「恐れ」を覚えます。

 「普通に働く」女性が増えていく中で、「おじさん」たちの素直な気持ちは、よく言われるような「敵視」や「蔑視」ではなく、「戸惑い」でしょう。

 「女性なんかと仕事したくない」「女性は使えない」などと声高に言う人はいなくなりました。それでもいまだに多くの企業が、「どう対処すればいいかわからない」「どのように指導・育成すればいいかわからない」とオロオロとしている。

おじさんたちも、「ぶっちゃけ、男だけで働いてるほうがラクなんだけどなあ」と思いつつも、そういうわけにはいかないので、おそるおそるはれものを触るように女性社員に接する……。

 昨今、多くのビジネス誌で「女性社員へのコミュニケーション」特集が組まれ、そのたびに、一定の支持を得ると聞きます。

一度動き出した時計の針は元へは戻らない

日本人はただでさえ多様性への耐性が低く、「みんな一緒がいちばんいい」となりがちな国民性です。

 「これまで男たちだけでやってきたんだから、なるべくならこのままがいい」と思ってしまう男性たちの気持ちは、多くのメディアが女性の社会進出を取り上げているのとは裏腹に、まだまだ根強いものと思われます。

 それでも、一度動き出した時計の針が元へ戻ることはありません。今後、日本が昔のように男性だけが働き(女性は家庭へ戻る)、そのことでかつての経済繁栄が取り戻せるなんてことは、夢にすぎないでしょう。

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