「残業しない=頑張ってない」という迷惑な妄想

残業しないとイヤミを言われる会社には、未来はありません。

日本の会社には、奇妙な風習が多すぎる。そんな主張で一躍、月間50万PVの大人気になったブログがある――それが、「脱社畜ブログ」だ。
この連載では、「脱社畜ブログ」管理人で、書籍『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』を刊行予定の筆者が、日本の会社の奇妙な風習を正面からぶった切っていく。
第4回目は、「残業」と「評価」について考えていく。
※書籍『あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。』の刊行を記念し、皆様の「こころの叫び」を大募集します! 普段言えないあなたのホンネを、ぜひお聞かせください。豪華(?)賞品もご用意しました。詳しくはコチラから!
ホント、勘弁してください。(イラスト:深川直美、著者新刊より)

こんにちは。「脱社畜ブログ」管理人の日野瑛太郎です。

日本の職場で働いていると、ほとんどの人は「残業」と無縁ではいられません。

一応、就業規則には終業時間が書いてあるものの、そんな時間に帰れる日なんてめったにない、という人も決して少なくはないでしょう。以前、久々に会った学生時代の友人が「うちの会社の本当の定時は22時だ」と自虐的に語るのを聞いて、どう反応すればよいのか困ってしまったことがあります。そのくらい、日本の会社で残業することはあたりまえになっています。

残業というのは、本来は例外的な出来事のはずです。しかし、日本にはむしろ定時に帰れる日のほうが例外で、原則は残業をしてから帰ることになっているという職場が山ほどあります。これは冷静に考えてみると明らかにヘンなのですが、どうしてこんなヘンなことになってしまっているのでしょうか。

連載4回目の今日は、そんな日本の「残業」について、少し考えてみたいと思います。

次ページ残業を「評価」する無意味な風潮
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