2025年「黒子化する」銀行が生き残る5つの条件 もう一度「ワクワクする」就職先に変わる方法
黒子化する金融サービス
現在、自家用車を購入するとしたら、私たちはどのように考え、行動するだろうか。おそらくまず、自分の家族構成、クルマの利用の仕方や嗜好、経済状態などを念頭に置きながら情報収集をして、買いたいクルマの候補を絞り込んでいくだろう。そしてディーラーのショールームを訪ね、買いたいクルマが決まったら見積書を作成してもらう。
その際、ディーラーで「購入資金はどうされますか?」と尋ねられて、手持ち資金で全額を賄えないならば、借り入れを検討することになる。その場でディーラーが提案する自動車ローンを利用する人も多いのではないだろうか。最近は残価設定型ローンなど、利用しやすい商品も増えている。
近未来にはどうなるだろうか? 例えば、買いたいクルマを検討しているその場で、融資可能なローンの金額と返済条件が提示され、それにOKするだけで済むかもしれない(ただし、所有から使用への流れの中で、クルマを購入する人は減るかもしれないが)。
拡張現実(AR)メガネをかけていれば、視野の中にその情報が表示される。手持ちのスマホにメッセージが表示されることも考えられるだろう。これなら、ローンの申し込みや審査という手間が省ける。
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