東大生の「ノートのとり方」が本質的で凄すぎた 300冊を調査した東大生が証言する3つのコツ

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いますぐマネできる「東大流ノート術」3つのコツをご紹介します(画像:CORA / PIXTA)
偏差値35から奇跡の東大合格を果たした西岡壱誠氏。そんな彼にとって、東大入試最大の壁は「全科目記述式」という試験形式だったそうです。
「もともと、作文は『大嫌い』で『大の苦手』でした。でも、東大生がみんなやっている書き方に気づいた途端、『大好き』で『大の得意』になり、東大にも合格することができました」
「誰にでも伝わる文章がスラスラ書けるうえに、頭もよくなる作文術」を新刊『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』にまとめた西岡氏が、「東大生のノート・メモ術」について解説します。

「東大生のノート」には共通点がある

「頭のいい人は、どういうノートを作るんだろう? 頭がいいからノートもきれいなのかな?」

「東大生はどんなメモをとっているんだろう? やっぱりメモのとり方から違うの?」

『「伝える力」と「地頭力」がいっきに高まる 東大作文』は、発売約2週間で7万部のベストセラーとなっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

ノートやメモを工夫したいと考えたことのある人なら、一度はこんなふうに考えたことがあるのではないでしょうか。

以前『東大合格生のノートはかならず美しい』という本が話題になりましたが、やっぱり東大生はノートやメモが違うから、多くのことを記憶し、成績を上げることができる……というのは僕も同意見です。

ただしそれは、きれいで見やすいとか、色が効果的に使い分けられているとか、そういうことではありません。東大生のノートは実は、ある1点に焦点を当てて作られているのです。

それが、「再現性」です。

僕は今、東大の仲間たちとともに、東大生100人以上にアンケートをとってどのようなノートを作っているのかを調査したり、東大生のノートやメモを集めてその知識収集の方法を調べたりしているのですが、その中で1つ見えてきたのが「再現性」というキーワードでした。アンケートの中で一番出現率が高く、東大生がノートをとる目的として一番多く挙げていたのが「再現性」だったのです。

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