東大生の「ノートのとり方」が本質的で凄すぎた

300冊を調査した東大生が証言する3つのコツ

「どうしてこういうことをメモしているのか?」と聞いてみると、ある1人の東大生は「これは自分が面白いと感じたことで、これを覚えておけばその授業を再現できるから」と語っていました。

自分の感情が動いたものや、自分の中で気になったことは、「自分」という要素のある情報です。

先ほど僕は「線を引く」のと「一言でまとめる」というのは「自分の頭で考えているかどうか」という点が異なるとお話ししました。相手からの借り物の情報ではなく、自分の知識として活用できなければ、アウトプットすることはできない、と。

ノートに「自分の感情」の足跡を残そう

この「自分が感じたことのメモ」には、まさにその要素があります。つまり、情報を自分のものにするとっかかりが、このメモなのです。

こういう情報は一見すると意味のないものに見えますが、自分の感情や自分の意思が入った情報ほど脳に残りやすいというのは、脳科学的にも証明されているそうです。みなさんも、 先生が話していたエピソードが面白くてその授業の内容を覚えている……ということもあるのではないでしょうか? それは、自分の感情をとっかかりにして情報を自分の頭の中に残すことができたということです。

ノートもメモも、決して人のものではなく、自分のものです。自分の感情を無視して、いいノートを作ることはできないのです。

だからこそ僕がオススメしているのは、「自分が面白いと思うことをメモする」ことです。エピソードでも、例え話でも、何でもいいから、自分が面白いと思うことを書き残すのです。

もしそういうものがなかったときは、自分で情報をより深く調べてみる。わからなかったことをより深く理解するために他の本で調べてみる。それが難しければ、偉人のエピソードでも、その公式を作った人の話でも、何でもいいから調べてみるのです。

そして、その中で自分が感じたことをメモしてみる。そういう癖をつけるだけで、それをとっかかりにしてノートやメモを再現できるようになるのです。

・自分が面白いと思うことをメモする
・面白いと思うことがなければ、疑問に思ったことを調べて深掘りしてみる
・エピソードなども調べてメモしてみる

これが3つ目のテクニック、「とっかかりをつくる」です。

さて、いかがでしたでしょうか? みなさんもこの3つのテクニックを駆使して、ノートやメモを「再現」できるように頑張ってみてください!

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