「太らない体」をつくる食事の取り方超基本 抑えるべきは摂取エネルギー量と血糖値変動
「太らない体」をつくるうえで最も手っ取り早いのは、運動と食事の改善によってエネルギーの収支バランスを変化させることでしょう。運動については、筋トレでも有酸素運動でも、あるいはHIIT(高強度インターバルトレーニング)のようなハイブリッドのものでも、長続きすることを見つけるのが重要です。
食事の改善に関しても同様で、長続きするかどうかが成果に直結します。ある程度続けないと結果は見えませんし、継続できないことをしてもリバウンドしてしまうからです。ここでは話題になることの多い糖質についてと、朝食、昼食、間食、夕食で「太らない体」をつくるための基本を紹介していくので、無理なく継続できそうなことを見つけていただければ幸いです。
糖質は「必要なとき」に取る
ご飯やパンなどに多く含まれる糖質は、体をしっかり動かすときのエネルギー源です。運動をまったくしないなら多くは必要としませんが、しっかり体を動かすなら「運動前に食べて元気に動くため」「運動したら食べて回復するため」と考えて適量を取るべきです。ただし運動もしないのにたくさん取っていたら、まず間違いなくエネルギータンク(=脂肪細胞)に直行する、と思っていいでしょう。
糖質は体に必要な三大栄養素の1つです。極端に制限したり取りすぎたりしなければ、体にさまざまな恩恵をもたらすので上手に取りましょう。1日3食のうち、糖質を適量取るべきなのは朝食と夕食です。朝食の糖質は、通勤や仕事である程度消費できます。肉体労働に従事しているのでなければ日中の糖質消費量は少ないため、昼食の糖質は抜いても問題ありません。夕食までに必要な糖質は、昼食の野菜などに含まれる量で十分足りるからです。
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