ゆとり世代が「自分は恵まれない」と思う理由 世代論を作るのはいつだってオッサン世代だ
 
オッサン vs ゆとり世代?
今回のテーマは「世代論」です。これまで様々年代の人々が「◯◯世代」とレッテルを貼られてきました。すぐ思いつくだけでも、「団塊の世代(1940年代後半生まれ)」「新人類(1950年代後半〜1960年代前半生まれ)」「バブル世代(1960年代後半生まれ)」「氷河期世代/団塊ジュニア(1970年〜1980年代前半生まれ)」などがあります。我々オッサン世代は、氷河期世代あたりの人が多いでしょうか(私はそうです)。
 
そして、今の20代が入る、1980年代後半〜2000年代前半生まれの人たちは、ご存知のように「ゆとり世代」を呼ばれています。これまでこのシリーズでテーマにしてきたものは、主に「バブル世代」や「氷河期世代」のオッサン達と「ゆとり世代」の若者達のいろいろな摩擦の形と言ってもよいかもしれません。
さて、その「ゆとり世代」が本当に恵まれていないのか、特に経済的にどうかということを検討してみます。そもそも、若者が比較対象としているオッサン世代がどの世代の人を指すのかによって異なります。





 
         
         
         
        
       
           
           
          
         
          
         
         
         
         
        











