コンサル会社が求める人材の「3つの条件」 サイトで開示している情報にヒントがある

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私自身もコンサルに求職していた際にそういった既存メンバーの経歴を見て、「自分はどこで勝負をするべきか」=「自分の価値をどう伝え、アピールするか」を思案し、既存メンバーにはなかった「ベンチャー」や「IPO」という切り口や「上場企業CFO」といった土俵でもって自分自身をアピールし、入社後もそういった異なる土俵で勝負することで社内における自分自身の立ち位置を確保していったものです。

カルチャーについても、たとえば転職エージェントやファームのOB経由、社員の出している本やインタビュー記事などの情報であたりをつけ、面接時に自分自身で確認をするというプロセスを得ることも一考でしょう。

「求められていること」を把握する

そのように考えますと、非学歴非エリートさんは現在公認会計士を募集していそうだから会計士の勉強を、という切り口で考えていますが、前述の3つの視点でもって、どう行動するべきかの情報収集をもっとすべきです。

そのうえで、自分にとってのベストは何かを考えるべきなのです。

たとえば、「公認会計士」は求めている条件の一部でしかなく、それだけでは十分条件を満たしておらず、前提でしかありません。

「そのうえで何ができますか? どんな経験を持っていますか?」が問われているのです。

「求められていること」=「課題」がわかれば、解決策や行動の道が見えてくるはずです。

夢の実現には、念入りなリサーチ・準備、そして努力・行動が必須です。
そのようなアクティブな情報収集や行動を通じて、非学歴非エリートさんが夢を実現されるであろうことを応援しております。

安井 元康 『非学歴エリート』著者

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やすい もとやす / Motoyasu Yasui

MCJ社長兼最高執行責任者(COO)。アニメーションの企画・制作を手掛けるベンチャー企業を経て、MCJにて東証への上場を経験。その後、経営共創基盤にて戦略コンサルタントして9年間活躍し、2016年3月にMCJに復帰。著書に学歴コンプレックスに悩みながらも独自の方法でキャリアを切り開いてきた様子を描いた『非学歴エリート』(飛鳥新社)や、自分ならではの人生を生きる術を描いた『極端のすすめ』(草思社)等がある。

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