就活生が抱く「漠然とした不安」の意外な正体

内定辞退の「取り消し」はアリかナシか

自分の選択を信じて前に進むためには、行動が必要です(写真:AH86/iStock)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

2019年卒業予定の大学4年生です。売り手市場の追い風を受け、総合商社やシンクタンク、コンサル、メーカーから内々定をいただき、そのうちの1社に決め内定式にも参加しました。しかし今日まで、この選択が正しかったのかどうかに不安が募っています。もともと商社を第1志望にしていたはずなのですが、実は「内定がゴール」状態で、いざいただくと迷いが出てきて、辞退したのです。
8月、9月にも内定辞退の取り消しが頭をよぎったのですが、非常識だし、きっと一時的な気の迷いだと抑えていました。が、さらに時期が進んだ今になって、このモヤモヤに耐え切れず、内定辞退の取り消しやもう一度面接のお願いができないか本気で考えてしまいます。
今の内定先に大きな不満があるわけではなく、隣の芝生が青く見えているだけなのかもしれません。しかし、6月に辞退の電話を入れたときに何を思ったのかまったく覚えておらず、何が自分の意思なのかも不明です。
そもそも、内定辞退の取り消しは今になって可能なのでしょうか? このモヤモヤの原因は何で、どうすれば解消されるのでしょうか?
ご教示いただきたいです。よろしくお願いいたします。
学生 はな子

常識的にも勧められる行為ではないが…

これは辞退の取り消しまたは相談ということで言ってみるだけ言ってみることでしか解決できない問題です。

この連載の記事一覧はこちら

が、一般論から言うとこの時期での辞退の取り消しは非常に困難でしょうし、常識的にも勧められる行為ではありません。

すでにこの時期であれば入社に向けてさまざまな受け入れのための準備が進んでいることでしょうし、辞退したのが去年の6月ということを考えても「何をいまさら」感はどうしても出てしまうでしょう。

次ページ迷わないわけがない
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 若者のための経済学
  • 不安な時代、不機嫌な人々
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
徹底検証「都心vs.郊外」<br>激動 マンション・住宅

在宅勤務の長期化を受け新しい住まいへの需要が急膨張。想定外の事態に供給業者も対応に追われています。2度目の緊急事態宣言発出という状況下、住宅市場はどう変わるのでしょうか。最前線での取り組みを徹底取材しました。

東洋経済education×ICT