大橋ジャンクションと「非開削切り開き工法」

ライバルは「探険バクモン」。スゴイ現場を探検!

画像を拡大
強敵は水。地盤を凍結させながら工事を進める

トンネルは、同時進行で掘り進めれば、その分早く工事が終わる。しかし、シールドマシンが4台必要になる。お金がかかる。MOTTAINAI。そこで、再利用だ。500メートルほどの連結路を掘るシールドマシンは1台とし、上下線とも、同じマシンで掘り進めたという。

ところで、かつて砂場で山を作り、トンネルを掘ったら陥没した経験を持つ元男子はみな知っているように、トンネル工事には危険がつきものだ。あの悲劇はどうやったら防げるのか。やはり、補強材が必要だろう。

画像を拡大
重機通過時グー・パー運動♪ 死角に入れば轢かれます。

というわけでシールド工法では、掘り進める度に、リングの一部のような、バームクーヘンの一番外側の部分のような殻状の壁・セグメントをパチパチッとはめ込んでいく。

セグメントの幅は1.2メートル。これを次々にトンネル内に運び込み、接続していく。このあと切り開かないところはコンクリート製のセグメント、切り開くところには、鋼製のセグメント。このセグメントの設置精度が、冒頭の「切開き」のキモになる。

当然のことながら、本線と連絡路が独立したままでは合流ができない。だから本線と連結路が再接近しているあたりで約250メートル、つまり1キロの4分の1にわたり、互いに腹(または背)を切り開いて、くっつけるのだ。

次ページスゴイ工法が登場
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 財新
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ時代の新教養<br>今こそ最強の武器を手に入れよ!

ピンチをチャンスに切り替えるためには、脳内メモリーのリフレッシュが必要です。知の巨人による9の講義と、在宅で自己研鑽するための独習術、そして今読むべき厳選書籍を紹介し、新常態にふさわしい知力を鍛え上げる62ページ大特集です。