大橋ジャンクションと「非開削切り開き工法」

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これを、非開削切り開き工法と呼ぶ。結構、思い切った工法だ。その準備が、今、ここでは行われている。

切り開く前に、並んだ2本のトンネルには、上下にアーチがかけられる。それで互いに固定しあうのだ。おわかりいただけるだろうか。

ストロー2本を繋げる工事

ストローを2本、中央部分だけセロハンテープなどでぐるぐると固定するイメージ。そして2本のストローがぴっちり接した部分だけ、なんとかしてテープを断たずにストローを断つと、出入り口はそれぞれ2箇所、でも真ん中は一体化したストローができあがる。

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トンネルの下部にて。左側のシールドトンネルと右側のシールドトンネルを接合する準備を進めていた

片方をオレンジジュースに挿し、片方をアップルジュースに挿し、恋人同士が額を寄せ合ってそれぞれストローで飲むと、ふたりはミックスジュースを楽しめる。これが分合流である。

といった感じになるように、トンネルでも2本を部分的に固定したら、腹を開く。するとめでたくその部分だけ、断面が楕円状の1本のトンネルに仕立て上がる。

ついさらっと書いてしまったが、実際の作業は楽ではない。

話を少し戻すと、2本のトンネルにはそれぞれ、セグメントが設置されている。そして、切開く箇所では、両者から同じ数のセグメントを撤去する。そのセグメント跡は、本線でも連絡線でも、場所も長さも同じでないとならない。

つまり、独立し、並んで掘られる本線と連結路から撤去するセグメントの位置は、ぴたっと合っていないとならないのだ。これがぴたっと合うかどうかは机上で計算され、地上で実物を使ってリハーサルされ、そして、地下でやり直しのできない本番を迎える。

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