大橋ジャンクションと「非開削切り開き工法」 ライバルは「探険バクモン」。スゴイ現場を探検!

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親切な鈴木さん。その先は大橋ジャンクションの中を通る首都高渋谷線だというので、もちろん、シャッターを開けてもらう。

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シャッターを開けるとそこにはクルマが・・・・

走っている。車が。ビュンビュンと。そしてドライバーは一様に「なんなの、この人たち」という視線を投げかけてくる。その表情がハッキリと見える。

お気持ちはよくわかります。驚かせてすみません。今日も一日、安全運転でお願いします。そして中央環状線開通の際には、自在な分合流を楽しみましょう。

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外に出て振り返ると、シャッターの向こうが工事現場だ

ボクも早くここを車で走ってみたい。その際の車は、テスラのモデルSでも可。助手席の誰かに次のようなことを言ってみたい。

「ここ、工事中に歩いたんだよね。ヘルメットを被ってさ」

「大橋ジャンクションといえばコロッセオもいいけれど、やっぱり非開削切り開き工法だよ。知ってる? 切り開き工法っていうのはね」と控えめに、しかし、嫌われない程度に長々と自慢したい。

うがいは緑茶で・・・・・

ひとときの探検を終え、長く大きな穴の外へ出ると、頬に当たる風が冷たい。日が傾きかけているとはいえ、なんと涼しいことか。

ボクは、こんな快適な環境を暑い暑いと言ってきたのか。軟弱な自分を省みながら、勧められるがままにうがいをした。鈴木さんの経験上、うがいには緑茶がいいそうです。

(構成:片瀬京子 撮影:尾形文繁)

成毛 眞 元日本マイクロソフト社長、HONZ代表

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なるけ まこと / Makoto Naruke

1955年北海道生まれ。元日本マイクロソフト代表取締役社長。1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は、書評サイトHONZ代表も務める。『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト』(KADOKAWA)、『バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる』(SB新書)など著書多数。

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